今話題のNISAってどうよ②
NISAのはじめ方-口座開設
お試し感覚で、お小遣いの範囲でとりあえず投資をやってみようかな・・・という方にこそおすすめなのがつみたてNISAです。

低リスクで将来への資産形成にとても有効です。
最近は若い方がNISAで資産運用を開始しておられる方が多いようです。
私自身も「投資」という危なっかしいフレーズに尻込みしておりましたが、自分の将来に不安を感じ、何らかの形で積立貯金の必要性を感じておりました。
考えた挙句、信用金庫の窓口で申し込んで預貯金の定期積立するよりも運用利益に期待が持てて、手軽に100円からネットでポチポチっと操作ができて、さらにポイント活用できるネット証券のつみたてNISAのほうが結果的にはハードルが低かったです。
証券会社は当時一番ポイント誘致が熱かった楽天証券にすぐ決めました。証券口座開設時に楽天銀行の口座も開設しました。その楽天銀行と楽天証券を連携すれば(マネーブリッジ)お金の入出金がとてもスムーズで手数料もかからず使い勝手が良くてポイントバックも大きかったからです。
今では楽天をまねして?か、ほかのネット証券も様々なサービスで証券口座開設の誘致をしていますから、皆さんご自身のポイ活に有利な口座を選択されていいと思います。
まずは、インターネットで証券口座を選びましょう。これは無料です。ノーリスクです。
マイナンバーなど本人確認等で口座開設が完了するまでに2週間くらいはかかりますから、まずは開設の申し込みをしてください。
ちなみに「つみたてNISA」か「一般NISA」かどちらか一方しか選べません。
私がやっている楽天証券の申し込みはこちらです。
NISAのはじめ方-積立金額の設定

NISA口座開設ができたらNISA口座にお金を入れていよいよ投資していくことになります。
少額で長く運用できる「つみたてNISA」の前提で説明します。
ネットのNISA積み立て設定画面で自分で設定するのですが、毎月同額投資もできますし、毎月違う投資額設定もできますし、年に1回40万円投資することもできます。
ただし、投資金額を変更するには申込締切日があるので注意です。
基本的には毎月同額の積み立てでほったらかし投資が一番おすすめです。
私はまず毎月5000円積み立てることにしてスタートしました。とちゅうから1万円投資に変更し、今は33,333円毎月投資しています。
自分の許容範囲でまずはやってみることです。
NISAのはじめ方-投資先の設定
どの投資先がよいかさっぱりわからない・・・というのが本音です。素人だから当たり前です。プロでもわかりません。
つみたてNISAの投資対象商品は、金融庁が定めた要件を満たした長期の積立・分散投資に適した投資信託のみです。ネット証券では、豊富な取扱商品の中から投資対象を選択することができ、更に複数の投資信託にまとめて積立投資することも可能です。

どれがいいのかわからないけれども、そんなにひどいのも入っていない、というのがつみたてNISAの長所です。
とりあえず、1000円ずつ、いくつか選んでみるのもありだと思います。
よく聞く投資先は
ですね。とても人気です。
上記は、全世界の株を薄く広く買い集めて一つに束ねたもの、アメリカの500社の株を薄く買い集めて一つに束ねたもの、というイメージの投資先です。
どれがいいかわからないから、全世界の会社をちょっとずつ買う、やっぱりアメリカが強いからアメリカ上位500社をちょっとずつ買う、それならだいたい間違いないだろうという考え方です。これはこれでいいと思いますし、逆にみんなとずらした投資先を選ぶのもありだと思います。
いずれにしても、長期の資産形成で有利とされているのは以下のことです。
- 投資先を分散すること
- 投資タイミングを分散すること
- 無理のない金額で長くコツコツつみたてること
NISAのはじめ方-投資設定の変更
はっきり言って、NISA口座開設して、積立金額と積立先を設定したら、あとはほったらかしでいいんです。
ネット証券ですと、日々の値動きがスマホで簡単に見れますので、自分の積み立て額が増えたり減ったり一喜一憂するとは思いますが、長い目で見て見守るのが一番です。値上がりしたから、値下がりしたからと言って焦ってすぐに売ったりしないで、長期の資産形成を目標にコツコツ淡々と積み立てましょう。これまでの株の歴史をみれば、株価はアップダウンを繰り返しながら長い時間をかければだいたいは上がっていくそうです。
ただしどうしても気に入らないときは、NISAはいつでも積み立てをやめたり、売却したり、変更できます。売却したら(金額が増えていても非課税で)数日で現金として引き出せますから、急な出費でどうしても積み立てから取り崩したいときはおろせばいいと思います。実際に私も取り崩して現金化してほかの支払いに充てたことあります。
取り組みやすく、やめやすい、自由度の高いところがつみたてNISAのいいところですね。
ちなみに余談ですが、私のつみたてNISAの保有商品は以下の通りです。緑字は収支がマイナス、赤字は収支がプラス。トータルでかろうじてプラスではありますがいい成績とは言えません。20年かけてもっとプラスになるのを待ちたいと思います。

よろしければ引き続きご愛読くださいませ。