今話題のNISAってどうよ①
NISAって言葉をよく聞くけど、結局やったほうがいいの?

ここ1,2年はNISAだ、つみたてNISAだ、って良く見聞きするようになりました。
自分に投資は関係ないって思っていた人も、「おやっそろそろNISAくらいは知っておいたほうがいいのではないのかな?」と心配になり始めた方も、それで実際にNISAで運用を始めた方も多いのではないでしょうか?
私も気にかけていたので3年ほど前からNISA口座を開設してつみたてNISAで運用をちょっとずつ始めた一人であります。
結果的にやってよかったと思いますし、人にも勧めています。
NISAをやってみてよかったことは・・・
- 毎月ふところ具合に合わせて積立貯金ができる
- うまくいけば運用で資産が増える(しかも利益は非課税)
- 投資の経験がない人でも気軽に投資をはじめられて勉強になる
ってところです。
そうなんです、なんといっても銀行で貯金をするよりも資産が増える可能性が高く、投資の経験がない人でも安心して取り掛かれるところが魅力ですね。
つみたてNISAの投資先は国が認めた長期投資に向いている安全性の高いファンドなので、ギャンブル性は極めて低いといえます。
投資のリスク、預貯金のリスク

「投資」って値下がりして大損する人もいるって聞くし危なくないの?
結局銀行の預貯金に預けておけば元本保証があって安心じゃないの?
というのが以前の私の考えでした。
しかし今は考えが変わりました。
「投資」って値下がりすることもあるけど、長期的に見れば値上がりする確率が高いからお得。
銀行の貯金に預けておけば額面の元本保証はあるけれど、この円安の時代に元本キープは結局資産が目減りしているということ。
という考えになりました。
そうなんです、今の円安、物価高の時代においては、元本が変わらなければ相対的に資産が減っていることになるのです。
昨年までは1ドルを115円ほどで買えたのに今は135円くらい出さないと買えないわけです。同じものを買うのにたくさんの円が要るのです。
実は銀行の預金にお金(円)を預ければ預けるほど周りの値上がりについていけずに価値が目減りしているんですね。
そう、「無リスク資産」のリスクです。
逆に投資にもリスクはつきものです。

コロナショックで株価が値下がりした話も記憶に新しいですが、投資の評価額は下がるときは結構大胆にさがるので、やっぱり自分の資産がガクンと落ちた時は精神的にかなりやられます。
ただし、焦りは禁物、もともと長期投資をやるというのがテーマなので、年月を重ねればまた値上がりする時が来ると信じて待つことが大事、実際今のようにコロナ後に日経平均株価が以前よりも高くなりました。
そして値下がりして、そのうち回復して、以前よりも値上がりして・・・と繰り返していくうちに、結局10年20年続けていくと買った時よりも値上がりしているものが大半だそうです。そこをねらってつみたてNISAの非課税運用期間は20年となっていますから、まさに素人にはもってこいの制度です。
つみたてNISAの特性を最大限に生かそうと、頑張って自分のお金を最長の20年間積み立てた人には、その頃ちょうどいい感じに熟した食べごろの資産という果実を手にできることでしょう。
しかし20年は長いです。
始めるのは早いほうが断然いいと思います。
ちなみに、つみたてNISAは20年待たなくてもいつでも必要な時に運用をやめて現金化することができますし、その時に値上がり益が出ていても非課税ですのでとても安心です。
始めやすくてやめやすい資産運用、それがNISAです。
※現行つみたてNISAは20年間非課税ですが、2024年から新NISAがはじまり20年間非課税ではなく、ずっと非課税となる予定です。

よろしければ引き続きご愛読くださいませ。